つれづれ綴るブログです(・∀・)
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買い替えました。
発売当初のCDを持ってました。リマスターと聞き購入しました。音は当たり前の話ですが確実によくなってます。
聞き込んでいくうちにジェフの音楽のルーツやこれからの方向性が見えているような感じがその後のジェフリンの活動をみていると見えているような気がする作品だったな?と今感じます。それが本人の手によってリマスターされたのはうれしい限りです。
ボーナストラックも「ヘヴン?」の別バージョンだけでも聞けてうれしい限りです。ほかの曲もいいとおもいます。
自分のように既存盤(発売当初)を持っている方は買い換えても損はないです。
良質なロック・ポップスだとおもいます。
そして3人が残った
いかにも80年代風なシンプルなジャケと(ELOにしては)低調に終わったチャート
アクションのせいで長らく過少評価されてきた感の強い本作。
楽曲的には非常に充実しています。
前2作に感じられた「ゴテゴテ感」が無くなり、久々に「ディスカバリー」に通じ
る軽やかさが戻ってきました。
(この開放感は悪名高いJETレコードからの移籍が影響大?)
これまでは妙に浮いていたロックンロール路線の曲も、本作では無理なく全体の
流れに収まっていて、自然体のELO(=ジェフ・リン)サウンドが楽しめる好盤
だと思います。
シンプルなサウンドになってこそメロディが際立つ
1986年に発売されたELOの11枚目のアルバムで、ジェフ・リンはこのアルバムをもってELOの歴史に一旦幕を下ろしました。ELOの音楽は、結成時のロックセクションとクラシックセクションのインターアクションから徐々に変遷を経てこのアルバムに至りました。一時は8人いたメンバーも3人となり、しかもベヴ・ベヴァンはほとんどプレイしていないので、実際にはジェフ・リンがリチャード・タンディの助けを借りて多重録音することで作られたアルバムです。前作Secret Messagesがギターを大幅にフィーチャーしたのに売れなかったことを受けてか、シンセサイザーをメインに据え、ドラムの多くはドラムマシンを使用しています。
これまで特徴的だった重厚な音作りは影を潜め、「普通のエレポップ」になってしまったとも言えますが、音と音のスペースが開いてしまってもジェフのメロディは健在です。サウンドは爽快ながら、歌詞には別れや行き詰まりを思わせるフレーズが多く、そのアンビバレンツもこのアルバムの特徴です。
このアルバム製作には紆余曲折があり、結果的にELOのアルバム中最も収録時間の短い作品として完成しましたが、今回のリマスターではそのスペースを満たしてくれる豊富なボーナスマテリアルが収録されています。なかでも、Heaven Only Knowsの別バージョンは、「どうしてこちらをお蔵入りにしたのか」というファンも多い、全く異なるバージョンです。